川端康成の「雪国」から見えてくる相関関係について8


【AとCの相関係数】
◆ A、Cの偏差同士の積を計算する。
(Aの偏差)x(Cの偏差)= 0、4、0

◆ B、Cの偏差を2乗したものの合計を計算する。
Aの偏差の2乗したものの合計=4+4+0=8
Cの偏差の2乗したものの合計=0+4+4=8

◆ (Aの偏差)x(Cの偏差)の合計を計算する=0+4+0=4

計算表
A 4 0 2 6
偏差 2 -2 0 0
偏差2 4 4 0 8
C 2 4 0 6
偏差 0 2 -2 0
偏差2 0 4 4 8
AC偏差の積 0 4 0 4

◆ 相関係数を求める

相関係数=[(A-Aの平均値)x(C-Cの平均値)]の和/
√(A-Aの平均値)2の和x(C-Cの平均値)2の和

上記計算表を代入すると、

相関係数= 4/√8 x 8= 4/√64= 4/8 = 0.5

従って、かなり正の相関がある。

花村嘉英(2018)「川端康成の『雪国』の相関関係について」より


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