川端康成の「雪国」から見えてくる相関関係について7


【BとCの相関係数】

◆ B、Cの偏差同士の積を計算する。
(Bの偏差)x(Cの偏差)=-0、0、4

◆ B、Cの偏差を2乗したものの合計を計算する。
Bの偏差の2乗したものの合計=4+0+4=8
Cの偏差の2乗したものの合計=0+4+4=8

◆ (Bの偏差)x(Cの偏差)の合計を計算する=0 + 0 + 4 = 4

計算表
B 4 2 0 6
偏差 2 0 -2 0
偏差2 4 0 4 8
C 2 4 0 6
偏差 0 2 -2 0
偏差2 0 4 4 8
BC偏差の積 0 0 4 4

◆ 相関係数を求める

相関係数=[(B-Bの平均値)x(C-Cの平均値)]の和/
√(B-Bの平均値)2の和x(C-Cの平均値)2の和

上記計算表を代入すると、

相関係数=4/√8×8= 4/√64=4/8 = 0.5

従って、かなり正の相関がある。

花村嘉英(2018)「川端康成の『雪国』の相関関係について」より


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